ナイトセミナー「日本神話と倫理」

4月5日

本日は、店舗営業終了後に、熊本パレアにて開催されたナイトセミナーに参加させていただきました😊

セミナーでは、辻中 公 先生による「日本神話と倫理」という講話を拝聴いたしました。

新元号「令和」の「れ」「い」「わ」それぞれの音にどのような意味があり、そうすると「令和」にはどのような意味が込められているのか?

外交が始まった飛鳥の時代、古代日本の知恵を守り伝承するため、聖徳太子、小野妹子、秦河勝により編纂された、「さきつよのふるごとのもとつふみおおいなるおしえ」が、昭和の時代に発見されて、そこから、古代のやまとの智恵をまなび、5つの心(感謝・思いやり・尊重・責任・信頼)を育むことができるというお話。

中国では文化大革命以降に論語が排除され、儒教=礼教という状況となり、国家の秩序を守る為に利用され、「礼」に負のイメージすらある現状で、本来の「儒教」や「論語」や「孔子の教え」や「礼」の概念は、実は日本にこそ根付いているのではないかというお話。

そして、神話に込められた本当の意味は何か?、今日のお話では「あめのいわと」でしたが、何故アマテラスは隠れてしまったのか?信頼とは何か?それぞれの役割は?アマテラスより素晴らしい神様とは誰のことなのか?そして本当のやまとの知恵とは何か?それをどうしたら活かすことができるか?
などなど、非常に考えさせられ、「さきつよのふるごとのもとつふみおおいなるおしえ」なんて僕は初めて耳にしましたし、新しい発見や学びの多い楽しい時間となりました😊

写真は、僕が本日たまたま着ていた、プラスワン熊本店スタッフの藤田さんにデザインしてもらって作ったオリジナルの「論語Tシャツ」です😊
僕が特に好きな「子曰く、詩に興り、礼に立ち、楽に成る」をデザインしたものですが、論語で言う「詩」とは、詩経や詩経に収められた「詩」のことで、日本で言う「万葉集」のようなもの、その「詩」の感動から始まり、それが文化の体系に立脚し、調和のある文化として完成されるというような意味です。
今日のお話では、「詩」も「礼」も出てきましたので、また感慨深く学ぶことが出来ました😊

ありがとうございました😊

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